TEAM　N　Kids

平成２３年９月２３日（金）
宇治川水系　父　次男

今シーズン最後の阪神vs巨人（＠甲子園）

プレミア的価値のあるレフト外野応援席のチケットを手に入れた長男（関西に住む数少ない巨人ファン）は、祖父母を従え勇んで甲子園へお出かけ。

取り残された次男の「父を独り占めできる！」とのうれしい声に、目頭を熱くした父は、次男と共に近所の小川に雑魚釣りへ。

近所の小川といっても、巨椋池干拓地に広がる田んぼの用水路。川幅３ｍ弱の激シャロー。それでもBe-Palで見られるような用水路であれば、由緒正しき「雑魚釣り」や「ガサガサ」を楽しむ事ができるのだが、近所の排水も兼ねているのか、水質は芳しくない。おまけに不法投棄も盛んで、おおよそ川遊びのロケーションとしては・・・。

こんな用水路も数年前まではそれなりに遊べた。ロケーションは今と差ほど変わらないが、エサ釣りでモロコ、ニゴイ、フナやブルーギル・・・。ルアーではブラックバスやナマズと遊ぶ事が出来た。汚い釣り場ながらも、長男が小学生になるまでは、それなりに遊べた・・・。長男のファーストバスは、ココでしとめた、思い出の地でもある。

足が遠ざかった原因は、やはり河川改修工事。毎年冬に数年かけて改修工事が行われた影響から、以後はサッパリ・・・。川岸は多少こぎれいになったが、生命反応が極めて薄くなり、巨鯉と外来種の亀が我が物顔で俳諧しているポイントになれ果ててしまった。

斯様な状況に父と長男が嫌気を覚え、宇治川の開拓を始めた以降も、川岸には何かをねらる釣り人の数々・・・。こぎれいになった川岸に雑草が生い茂るに従って釣り人の数は増えていった。最近はルアーロッドを小脇に挟みランガンよろしく、俳諧する人々を見かけるようになり、ここは一発「現地調査の必要あり！」、とこの機会に次男をお供に出撃してきた。

途中の釣具屋で赤ムシを購入し、自転車で約10分の道のりを、気分よくポタリング。とある流れ込みに陣取る。今回は浮き釣り一本勝負。そそくさと仕掛けを作り、浮きを流す・・・・。浮下は適当。

と、次男の竿には、休むまもなく宇宙からのメッセージ。お魚さん達はやはり強かでした。本日の釣果は、モロコ・ニゴイ・ブルーギルの数々。バケツを持っていっていなかったので、正確な釣果は不明ですが、竿すら曲がらない雑魚君達が絶え間なくお相手してくれた。140円の赤ムシで2時間弱。

真剣に狙えば、ソコソコ楽しめるのかな・・・？黒鱒君ともきっと出会えるでしょう。

でもロケーションがねぇ～。近くに宇治川もあるし・・・。