TEAM　N　Kids

平成２４年５月２０日（日）
宇治川釣大会 父・長男・次男

この日は、長男が楽しみにしている、宇治川魚釣り大会。

基本的に人と競うことを好まない長男も、大好きな魚釣りにかけては別。長男の友達、少年A、少年B及び少年Cを誘い、日頃の鍛錬の成果を披露したい様子。

今年は、前日に申込みを済ませ、５：３０AMから大会エリア各地をランガン。長男は気合入ってます。

まだ夜も明けきらぬ中、長男の友達達を各過程にお迎えにあがる。テレビでは欧州チャンピオンズリーグの決勝戦が放送していた。

バイエルンが先制し、残り時間を守りきるために守備的な選手を投入した直後に、チェルシーが驚異的な粘りを発揮し、同点にしたアタリで最初のポイントに到着。サッカーの結果にちょっぴり後ろ髪を引かれながらも、子供たちを伴ってポイントへ。

先ずは宇治川上流の田原側のポイント。昨年の夏に工事があった影響から、今年は初のエントリー。雨上がりには長靴が必須だったポイントは、コンクリートで舗装され（なんのため？）、水量はグ〜ンと下がっていた。ポイントの全景というか雰囲気は、すごく良さげ。これは夏場には爆発するのでは！？でもココって、エントリー箇所が限られる。しかもいつ来ても駐車ポイントには車の影。って訳で、責められまくって、スレまくっているんだろうなぁ〜。

案の定、われらへなちょこアングラーに釣りの神様は微笑まず、僅か１時間で本命ポイントへ移動を決意。丁度欧州チャンピオンズリーグの表彰式が始まろうとしていた。

続いては、グ〜ンと下流へ下がって、黄檗自衛隊前の排水路へ。

先週の調査で、スポーニングのブラックバス君を数匹発見したポイント。但し遊歩道から丸見えな所にネストを築いたブラックバス夫婦は、多くのアングラー達に責められている様子。長男のアプローチには見向きもしなかった。

「ブラックバスってアホやって聞いた事があるので、朝イチなら・・・」と僅かな望みを抱きつつポイントを観察・・・・。

隅々まで観察・・・・・。

父さん達は何処かへいってしまっていた。そのポイントにはブラックバスの姿はなかった。

気を取り直して、黄檗の取水ポイントへ向かうまでのテトラ帯をチェックしようとしたが、コチラは先行者あり。長男だけなら、末席を汚す事も可能なのだろうが、この日は、総勢４名の子供たち。「邪魔しちゃいけない」と、一路黄檗の取水ポイントへ。でも、このテトラ帯って、ありし日の三室戸テトラ帯の雰囲気に似てきた。なので夏以降はちょっと期待が持てるかな？

続いて黄檗の取水ポイント。コチラは先週にも増して源水。一見してブラックバスの姿はなし。ココがダメなら今日は全滅の予感があったので、「ブルーギル君はきっといる筈」と信じて次男の仕掛けを投入。すると、次から次へとブルーギル君からのコンタクトがあった。一安心。それを見た少年Bと少年Cは早速「外来魚を沢山釣ったで賞」に狙いを変更し、ブルーギル狩りを始めた。そう、その姿はまるで狩りのよう。次々とブルーギルをバケツの中に取り込んでいった。

少年の中で一番の釣り天狗である少年Cと長男は、あくまでブラックバスにこだわり少し上流のポイントの調査を開始。平和堂裏のアタリにポイントができている様子。多くのアングラー達がライトリグを投入していたとの事。少年Cは、１５cm程度のブラックバスとブルーギルを釣り上げたが、長男の竿には反応がなかった様子。残念。

その後、ブルーギル狩りに長男の参戦し、数刻の内に持ち込んだバケツはブルーギルであふれかえった。

そして最後は、平和堂最下流のポイントへ。コチラでは、岸際の岩影にブルーギルの集団を発見。しかし前日に見つけたネストは発見できず。

結局、次男は、ブルーギル８７匹をエントリー。「外来魚を沢山釣ったで賞」で３位に入賞する栄光を勝ち得た。今回の次男の釣果、餌付けと貼り外しは父が助けたが、その他は全て次男が行なった。末恐ろしい４歳だ。

長男は目ぼしい釣果はなく、どれもこれもが中途半端。頂いた商品を重そうに抱えながら、満悦顔の次男に、当分の間彼の自慢話に付き合わされる長男が少し可哀想に思う。

因みに、少年Aは「外来魚を沢山釣ったで賞」の１位に輝き、少年Cはブルーギルの部第３位に輝いた。

事故もなく、皆が無事に終える事ができよかった。