TEAM　N　Kids

平成２４年８月１９日（日）
宇治川（ブラックバス）　父・長男・次男

まさか自分の住む宇治で、いつも遊んでいる宇治川で、あのような事態が起こるとは夢にも思っていませんでした。

幸いな事に私の住む地区では大した被害もありませんでした。しかし義父の工場は浸水し、叔母の住む地域は最も浸水被害の大きかった所でした。

今回被災された方々の、一刻も早い回復を願います。

と、いう訳で、今回は不謹慎（？）にも宇治川の様子を伺いにいってきました。最近は観月橋下流での釣行が多かったのですが、今回は塔の島。

まずは駐車場所を求めて、宇治川ラインを天ヶ瀬ダム方面へ。が、やはり交通規制がかかっております。白川の合流地点より先へは進めないようす。

なんとか駐車場所を見つけ、宇治川の様子を伺うと・・・。水位は減少傾向も、水はコーヒー色。上流から流されてきたであろう土砂が、川岸を覆い、流木が障害物に引っかかり、若干地形が変わっています。

右岸なんかは顕著なのかな？子供連れで右岸にエントリーする根気はないので、あまり釣りをした事はありませんが・・・。

駐車場所からトットコトットコ川沿いを下って行き、塔の島にエントリー。そろそろ小バス祭りが始まっているかと期待を込めて、長男は得意のフリックシェイクをワッキー掛で、次男はドライブクローをダウンショットで調査開始。

いつものポイントは減水のため魚影はなし。長男は下流へ、父と次男は上流へ分かれて調査開始。

とわ言え小さなポイントなので、この日は一発回答。お魚さん達は、流れ込み下にたむろしておりました。ただしブルーギルのみ。3.8インチのドライブクローががっぷりと咥えることのできたブルーギルのみ数匹を確保。長男は下流の止水域を攻め、同じく数匹のブルーギルを確保。

ブラックバスはどこかに疎開したのかな？

釣行者は少なく、情報交換もできませんでしたが、どうも魚っ気が薄い様子。ただし、流芯当たりでは元気に小魚が跳ねていたので、ブラックバスが戻ってくる時も近いでしょう。

少し気がかりなのは、観光客の少なさ。平等院や三室戸寺なんかも被災していると聞いたが、再開はいつになるのだろう。いつもは大渋滞の平等院参道やお茶屋さんの周りも人影はまばら。塔の島も閑散としてました。

人っ気のない宇治川もそれはそれで美しいのですが・・・。商店の人々の背中も、心なしが丸く感じた。

一刻も早く、いつもの宇治川に戻りますように。