TEAM　N　Kids

平成２４年４月２９日（日）
京都一周トレック 父・母・長男・次男・長女・祖母・妹一家

GW前半は、岡山から妹一家が里帰り。

姪っ子①は今年から中学生。ボチボチ色気付き、昔のようには遊んでくれへんのかなぁ〜。

姪っ子②はまだまだ年長さん。我が家の次男との最強タッグが結成されるのかなぁ〜。

ってな事を考えつつ、京都のおっちゃんは、姪っ子達が楽しめるアクティビティーに頭を悩ませる。

京都といえば、オープンしたての京都水族館！でも、入場券を購入するのに２時間待ちってな噂を聞けば、今回は尻込みぜざるを得ない。

では前回リクエストのあったジオラマ京都ジャパン！でも、GWの観光地で遊ぶのは・・・・。

ちょっぴりオタクっ気のある姪っ子①の為に京都国際マンガミュージアム！こちらは母の大反対にあい断念。

すっかり途絶えたシナプスを必死に繋げながら、導きだした答えは・・・・。

京都一周トレイルの続き。蹴上からの大文字山登山。この日の行程で、哲学の道まで距離を稼ぐ予定。当日は、７０歳の祖母も参加。「大丈夫かいな？」と少々心配するが、４歳の次男、５歳の姪っ子②でも歩ける行程なので、心配ないか・・・。

さてさて、当日の８：３０AM頃に最寄りの近鉄小倉駅に集合。毎年１度は京都に来る姪っ子達だったが、以外にも京都の電車に乗るのは初体験。近鉄〜地下鉄烏丸線〜地下鉄東西線と乗り継ぎ、前回の終了地点（標識２９・粟田神社）へ。ここで集合写真。途中に昼食のおにぎりなどを購入していたので、時刻は１０：３０AM。

先ずは三条通りを東へ。標識３０－１を見逃してしまい、街中で道に迷うが、どうにか疎水へ。舗装された坂道を上りきったところ（日向大神宮）で本格的な入山に備え、一旦休憩。この日は晴天。手洗い場の水を頭からかぶると気持ちがいい・・・・。って罰当たりな。

京都一周トレックはここで二つのコースに分かれているが、今回は老若男女入り混じったパーティーなので、安全な新ルートを選択。標識３３－２を通過すると、「天の岩戸」にたどり着いた。残念ながら、父は長女を背負っているので中へ入る事はできなかったが、長男や姪っ子①からは「太りすぎや」の大合唱と受けてしまった。

その後は、安全なトレッキングコースを辿り、標識３８辺りで旧コースと合流する。この辺りを「七福思案処」というらしい。ここまでは、次男&姪っ子②は快調。

その後は標識を順調にクリアしていくが、それぞれの体力に応じて、自然と集団が形成された。「祖母は大丈夫かいな」と様子を伺うが、以外なほどの健脚。道中、姪っ子①と学校の事、クラブ活動の事、友達の事などを語らいながら進む。彼女はまだまだ思春期の入口の様子。世間でいうところのおっさんにも付き合ってくれた。標識を辿っていけば道に迷うこともないとは思うが、やはり心配なので、後続を待ちながらのトレイルとなった。長女は父の背中で機嫌よろしく、嵐の歌を繰り返す。

標識４５で大文字の四辻に到着。最終の次男が到着したのが１１：３０PM頃。４歳や５歳、７０歳までの集団としては、順調な方ではないだろうか？

ここで、京都一周トレイルは大文字火床方面と分岐している。京都一周という本来の目的なら間違いなく本コースを辿るのだが、今回は妹一家の接待。岡山っ子である姪っ子達に京都を体感して欲しかったので、迷わず大文字火床方面へ。展望台到着はお昼過ぎ。途中では気にならなかったが、展望台は多くの登山者で賑わっていた。こちらもGWなのね。長女は父の背中ですっかり寝入ってしまったが、ここでしばしの昼食タイム。

再出発は、長女の目覚めを待ち、１３：００PM過ぎ。ここからは下り坂の筈なので、２歳の長女も歩きだす。大文字火床への坂道を、火床の急階段を、火床から延々と続く階段を、長女は歩き続け、銀閣寺門前到着は１５：００PM頃。時間はかかったが、よく歩いたものだ。銀閣寺門前に先着していた長男＋姪っ子①からはブーイングを受けたが・・・。

銀閣寺門前は、さすがにGWの観光地。４３年の人生で一度しか訪れたことのない銀閣寺だが、姪っ子達は一切興味を示さなかったので、今回はパス。観光客の人波を縫いつつ、大通りを抜けると、標識５１に到着。今日の行程はここで終了とした。

ここからは帰宅組と京都国際マンガミュージアム組に分かれ、別行動。父は姪っ子①のご機嫌を伺うべく、京都国際マンガミュージアムへ引率。姪っ子は好きなマンガの一気読みを堪能した様子。閉館時間まで姪っ子①は行方不明となっていた。もっとも父も「２０世紀少年」の一気読みで、姪っ子①を探す事はなかったが・・・・。

閉館後、母に連絡をとると、丁度小倉駅に到着したところとの事。銀閣寺から宇治まで３時間？？？後で聞くところによると、バスは渋滞で、小さな子供（姪っ子②や次男）が座る場所はなく、次男なんぞは、バスの床で寝ていたとの事。やっぱり「GWの観光地へなんぞいくものではない」と実感した。

祖母は若かりし頃子供たち（父や妹）を連れて大文字山を登った事を思い出した様子。今回の大文字山登山がみんなにとって良い思い出となればと思う。